心を楽にするために振り返る子育て

父親を嫌う子供

気になる検索キーワード

「父親を嫌う子供」、このキーワードで検索されるかたは、次のような方かなって想像しています。

  • 「子供が父親を嫌うこと」を心配する母親
  • 「なぜ、子供に嫌われるのか」を理解しようとする父親

子供さんの年齢は様々だと思います。

「赤子の魂百まで」というところがあると感じていますので、ここでは、「幼稚園に入るまでの子供」に焦点を当ててみます。

また、細かな要因は、様々なことが考えられますので、私(父親)が経験を通して最も重要だと理解したことに絞ります。

我が家には、2歳違いの息子が居ます。

私の長男と次男への関わり方に、少し差があったせいか、次男が私になつくまでに結構時間がかかりました。

長男が生まれたときは、私たち夫婦にとっての「初めての子育て」ということ、そしてはじめから自宅で過ごすことになったということで、私も子育て(赤ちゃんのお世話)に積極的に関わりました。

大きな仕事は、4つ。

  • おむつを替えること
  • ミルクをあげること
  • 泣いたらあやすこと
  • 寝かせること

その他細かいことはありますが、上記4つは、四六時中やることになりました。

生後直ぐから、そうやって関わったせいか、長男は、特に意識しなくても、自然に私になついてくれるようになりました。

次男は、生後約2ヶ月間、妻と共に、妻の実家で過ごすことになり、その期間、私は、長男にしたような関わり方はできませんでした。

自宅に戻ってからは、長男と同じように接していたつもりなのですが、その後約3年くらいは、なかなかなついてくれなかったように記憶しています。

長男が私になついていたので、それに遠慮があったのかもしれません。

ただ、私の中では、子供との人間関係の基礎を作るためには、

  • 生まれた直後から、子供が「この人は接触するのが当たり前の人」と感じるように、密度高く関わることが大切

という結論になっています。

現代社会の家庭の日常は、父親は仕事で不在がちです。

父親は、「子供にとっての日常の人」には、なりにくいところがあります。

ですから、父親が、赤ちゃんの頃から、よほど意識して積極的に関わらなければ、「子供が父親になつかない」というのは普通のことかもしれないと想像しています。

そこで、父親と子供の関係を築くために、重要な役割を果たせるのが、既に「子供にとって日常の人」となっている母親という存在です。

母親が父親と子供の架け橋となることで、父親と子供との距離を近づけることを早めることができると思います。

他にもいろいろとあるのですが、話がややこしくなるので、ここまでの話から、結論を書きたいと思います。

結論

もし、父親と子供との関係性を心配しているのが、お母さんだったら、お父さんの愚痴、悪口は言わないようにしてみると良いでしょう。

もし、心配しているのがお父さんだったら、お母さんに、子供との間を取り持ってもらうようにお願いしてみると良いと思います。

それと、もう一つ。

お母さん(お嫁さん)に、優しくしてあげて下さい。

おまけ

最後に、参考になるかどうか分かりませんが、私の子供の頃の心境を、ちょっとした作品にしたものがありますので、ご紹介しておきます。


罰 – YouTube

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