21. 新規コンテンツ『心を取り巻く問題の本質』のお知らせ
読むカウンセリング【No.0020】 2009/12/01
今回は、新規コンテンツ『心に関わる問題の本質』公開のお知らせです。
現代社会の人たちが慢性的な心の苦しさを抱えてしまう理由は、次の2つが組み合わさることで、『心の苦しさ』の解釈が複雑化してしまっているからだと考えています。
1.心に大きな苦しさを抱えてしまう本当の原因を理解していないこと
2.心が苦しさとその対処方法の誤った理解が、世の中に蔓延していること
心の苦しさの直接的な原因は『自分の為に泣けなくなったこと』で、自分の為に泣けるようになれば心の苦しさはその都度解決できるものに変わり、慢性的な心の苦しさから解放されます。
ですが、心の苦しさの解決方法が分かったとしても、前述の1番目の原因が分からないと、心に大きな苦しみを抱えてしまう人は次から次へと生みだされてしまいます。
今回公開した『心に関わる問題の本質』では、その理由を新しい視点で説明しています。
詳細は、ピュアハート・カウンセリングのページをご参照下さい。
心に関わる問題の本質 (抜粋)
サブ・タイトルを付けるとしたら『群れる動物としての子育てと、群れない動物としての子育て』といった内容です。
『群れない動物』として育てられることが、心に苦しさを抱え込みやすい習慣を身につけることにつながるということを、詳しく説明しています。
要 旨
なぜ、心に大きな苦しみを抱えてしまう人が、次から次へと生みだされてしまうのでしょう?
その原因は、次のように説明することが出来ます。
■人が「人間はサルである」ことを忘れ、本能に反する行動を身につけてしまい、群れを形成するために必要な本能的な行動が出来なくなったこと
群れない動物は、あらゆる方向からの天敵の攻撃を警戒し、いつも緊張していなければなりません。
ところが、群れを形成する動物は、その緊張感から解放されます。
仲間が異変に気付いて逃げたときには、その行動に従えば、身の安全が保障されるからです。
ときには、仲間が自分のことをかばうように行動してくれることもあります。
つまり、群れに守られているということです。
これを群れに属する『個』を主体にして表現すると次のようになります。
■群れに『自分を守る機能』を委ねることで安全を確保している
これを踏まえると、現代の多くの人が、心に苦しさを抱え込むようになった本当の原因が見えてきます。
【心に苦しさを抱え込むようになった本当の原因】
現代の社会には『自分を守る機能』を他者に委ねられなくなる事情があり、『自分を守る機能』を自分の中に取り込んでしまうこと
ですから、誰もが『自分を守る機能』を他者に委ねられるようになれば、心が関わる様々な問題は解決し始めると考えられます。
また、『自分を守る機能』を他者に預けると、相手に弱音を語ったり涙を見せたりできるようになり、『心を回復する機能』を活性化させることにもつながります。
以上が要旨です。
詳細は、ピュアハート・カウンセリングのページをご参照下さい。
心の苦しさに関する誤った解釈やその対処方法は、拙著『あなたにもある心を回復する機能』で詳しく説明しています。
よろしければ、そちらもご参照下さい。
※書籍紹介ページ : http://www.bookinfo.pureheart-counseling.com/
【お知らせ】
みなさん、Twitterってご存知ですか?うまく説明できませんので、説明は省略します(苦笑)。
ちょっとしたお遊びですが、Twitterに『そうかそうかムーブメント』の代弁者として、自動的にコメントを投稿する『そうかそうかbot』というものを設置してみました。