母子密着
27.『自分が自分自身の良き理解者となること』の意味
読むカウンセリング 2012/03/16
前回、「心理カウンセリングの目的」という内容でメルマガを配信致しましたが、少しご説明が足りなかったところがありました。
今回は、その補足をさせて下さい。
前回のバックナンバー「心理カウンセリングの目的」は
https://www.yomu-counseling.pureheart-counseling.com/mailmag/mag026/
でご覧頂けます。
前号の補足
『自分が自分自身の良き理解者となること』の意味
前回のメルマガは、次のような文章を結論として締めくくらせて頂きました。
カウンセリングの目的は『自分が自分自身の良き理解者となること』です。
自分が自分自身の良き理解者となれれば、カウンセラーに頼りっきりにならなくても、自分の力で自分を楽にしてあげられるようになれます。
そんなコツを習得した結果として、楽な気持ちを取り戻すことが出来るのです。
この結論を読まれて、『自分で解決できるようになること』が心理カウンセリングの最終的な目標だと思われてしまったかもしれません。
でも、そうではありません。(すみません、説明が足りませんでした。)
『自分が自分自身の良き理解者となること』であると、周りの人たちから、自分に投げかけられる言葉の意味合いも変わってくるのです。
■自分が『自分の批判者』であった場合
- 自分を理解してくれる人の言葉は、ウソっぽく聞こえて受取れません。
- 自分を批判する人の言葉は、自分を変えるために役立つ言葉として、闇雲に受入れてしまい易くなります。
- その結果、自分の周りに他の『自分の批判者』を集めることにつながります。
■自分が『自分の理解者』であった場合
- 自分を理解してくれる人の言葉を素直に聞き入れられ、心は癒されます。
- 自分を批判する人の言葉は、役立つ言葉以外を無闇に取り入れ難くなります。
- その結果、自分の周りに他の『自分の理解者』を集めることにつながります。
つまり、『自分が自分自身の良き理解者となること』は一人で生きることではなく良い人に囲まれながら生きることにつながるのです。
昔から、「人は、ひとりでは生きていけない」と言います。
群れの中で安心に生きること、それは、猿である人間には、逃れられない本能的な望みなのかもしれません・・・。
このあたりことは次のページで詳しく説明しています。
心を取り巻く問題の本質
長年、自分の心の苦しさと向き合い、また、カウンセラーとして活動し、ようやく「これが現代の心の問題の本質だ!」と思えることにたどり着くことが出来ました。 私が得た結論はとてもシンプルなものです。 ですから、私が得た結論を価値あることだと理解し
理屈っぽくて、しかも長いですが、万が一、ご興味があれば、どうぞ!(笑)