心を楽にするために振り返る子育て

01. 読むカウンセリング(準備号)

読むカウンセリング(準備号 2005/10/20)

こんにちは、「ピュアハートカウンセリング」カウンセラーの田中です。
今回は、メールマガジンでお伝えしていこうとしている事の概要について書かせて頂きます。

【このメールマガジンの趣旨】
悩みから抜け出せなくなってしまっているとき、私たちは「悩むから苦しい」と思いがちなところがあると思います。

そして、「今、悩んでいる事を解決すれば苦しさから抜け出せるはず・・・」というように仮説を立てて、あれこれと考え努力しようとするところがあると思います。

しかし、それを解決しても苦しさが消えていないことに気付いた時、新たな別の問題を、探さなければならなくなってしまいます。

悩みからなかなか抜け出せなくなっているときは、この繰り返しのサイクルに陥ってしまっていることが多いのです。

言い換えると、悩んでいる状態とは、「解決しようと取り組んでいる問題に困っている」というよりは、「この一連のサイクルから抜け出せずに困ってしまっている」と理解する方が、本当のところに近いのではないかと思っています。

悩みの中で、一般的な用語や考え方、専門用語などにたどり着いたとき、それを解決すべき課題、或いは、解決不能な問題として設定してしまいがちなところがあります。

しかし、それらの言葉は、本当の自分と向き合うことを妨げ、私たちを解決不能なサイクルへと陥れてしまうのです。

《例》
・強い心・弱い心
・前向き
・ネガティブ・ポジティブ
・~~障害 ※注(医学等を否定している訳ではありません。)
・コンプレックス
などなど、挙げればキリがないと思っています。

「悩むから苦しい」のではなく、「苦しいから悩んでしまう」のです。

そして、悩みから抜け出すために、今気付いている課題を解決しようとするのではなく、自分の気持ちと向き合い、苦しみの陰でうずくまっている『希望に満ちた自分』を見つけてあげようとして下さい。


本当の自分は「醜いものかもしれない」と思えて、本当の自分を知ることが怖いと感じることがあるかもしれませんが、私は、誰もが、きっと、愛しい自分に出会えると信じています。

そして、その出会いが、悩みが解決する時のイメージなのかもしれません。

本当の自分に出会えれば、今まで解決できないように思っていた悩みは、解決可能な課題に変わり、それを一つ一つクリアしていけば、それぞれの人が求める幸せを手に入れていくことに、きっと、つながるだろうと思います。

その足がかりとして、まず始めに、

■無意識に使ってしまっている一般的な言葉や専門用語を使わないようにする。

ということがとても大切なのです。

このメールマガジンでは、主に

  • 「こころ」に関わるテーマを、一般的な言葉や専門用語を避けながら説明する
  • 一般的な言葉や専門用語を、普通の言葉で説明する

ということをしていきたいと考えています。

そして、皆さんが悩みのサイクルから抜け出すためのきっかけをつかみ、『愛しい自分』と出会うお手伝いが出来ることを心から願っています。

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