『心』の傾向として、
- 幼い頃「人によって、心が救われない家庭」で過ごした人たちは、心に苦しさを抱える人生になりやすい
というところがあると感じています。
「どうして、そんなことになるのだろう?」
しばらく、考えてみることにしました。
人生の流れを見たときに、この世の中に生まれてきた魂の存在としてのその人とは関係なく、幼い頃の家庭環境によって、苦しい人生かどうかが決まってしまうとしたら・・・
幼い頃につらい日々を過ごすと、その後の人生も、更に苦しみ続けることになる
やりきれない感じがします。
もし、人生というものが、そのような法則(幼い頃につらい経験をしたら苦しい人生を送ることになる)に支配されているとしたら、
(1)新たに、心に苦しみを抱える人を生み出さないためには、「家庭での子育て」を修正していくことが必要
と考えていました。
(別途、これまでに苦しみを負うことになってしまった人の心を救う方法は考えなければなりません)
たぶん、これはこれで正しい方向性だと思いますが、そんなことを考えている内に、「なぜ、そのような法則が成立しているのだろう?」という疑問が浮かんできました。
それで、結論を書くと、
(2)現代の「心に関する常識」は、人の心を救うことが出来ない常識
(3)今の「日本の社会」は、人の心を救うことが出来ない社会
だから、そのような法則が成立してしまっていた
ということに気がつきました。
逆に言うと、社会を変えれば、そのような法則は成立しなくなるのです。
「鬱病は社会病」といわれますが、それと同じようなことだったのです。
(1)の子育てについては「子育てと解釈」、(2)の心に関する常識については、「読むカウンセリング」、、「ピュアハート・カウンセリング」、「私の理解した心の全て」などで説明しています。
そして、このブログでは、(3)人の心を救う社会について、考えていきます。
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