
逆転移
前回、「心理カウンセリングの目的」という内容でメルマガを配信致しましたが、少しご説明が足りなかったところがありました。
今回は、その補足をさせて下さい。
前回のバックナンバー「心理カウンセリングの目的」は
https://www.yomu-counseling.pureheart-counseling.com/mailmag/mag026/
でご覧頂けます。
前回のメルマガは、次のような文章を結論として締めくくらせて頂きました。
カウンセリングの目的は『自分が自分自身の良き理解者となること』です。
自分が自分自身の良き理解者となれれば、カウンセラーに頼りっきりにならなくても、自分の力で自分を楽にしてあげられるようになれます。
そんなコツを習得した結果として、楽な気持ちを取り戻すことが出来るのです。
この結論を読まれて、『自分で解決できるようになること』が心理カウンセリングの最終的な目標だと思われてしまったかもしれません。
でも、そうではありません。(すみません、説明が足りませんでした。)
『自分が自分自身の良き理解者となること』であると、周りの人たちから、自分に投げかけられる言葉の意味合いも変わってくるのです。
■自分が『自分の批判者』であった場合
■自分が『自分の理解者』であった場合
つまり、『自分が自分自身の良き理解者となること』は一人で生きることではなく良い人に囲まれながら生きることにつながるのです。
昔から、「人は、ひとりでは生きていけない」と言います。
群れの中で安心に生きること、それは、猿である人間には、逃れられない本能的な望みなのかもしれません・・・。
このあたりことは次のページで詳しく説明しています。
理屈っぽくて、しかも長いですが、万が一、ご興味があれば、どうぞ!(笑)