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コミュニケーションにおける傾向性

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「過去の自分にとっての重要な人間関係の中で、

どのようなコミュニケーションを多く経験したのか」ということが、

その人のコミュニケーションの傾向性のある部分に影響している場合もあるかもしれません。

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●聞き役

・相手の言っていることを理解することが重要

⇒相手が言っていることを理解することで満足する(できる)傾向を持っていることがある
●話し役

・自分の思っていることを相手に話すことが重要

⇒自分の思っていることを話すことで満足する(できる)傾向を持っていることがある

 

もともとのコミュニケーションの目的は、

お互いの気持ちを同じ程度わかりあうことではないかと思っています。

 

その為には、コミュニケーションのバランスが取れていることが重要で、

流れにしてみると次のようになると考えています。

 

【コミュニケーションのサイクル】

*サイクル1*

①Aさんが、自分の気持ちをBさんに伝える

②Bさんが、Aさんの気持ちを受け止める

③Bさんが、Aさんに、Aさんの気持ちを受け止めたことを伝える

④Aさんが、Bさんが自分の気持ちを受け止めてくれたことを理解する

 

*サイクル2*

⑤Bさんが、自分の気持ちをAさんに伝える

⑥Aさんが、Bさんの気持ちを受け止める

⑦Aさんが、Bさんに、Bさんの気持ちを受け止めたことを伝える

⑧Bさんが、Aさんが自分の気持ちを受け止めてくれたことを理解する

 

このコミュニケーションの2つのサイクルを、

大切に繰り返していこうとすることが、

お互いの気持ちを大切にすることにつながるのではないかと考えて います。

 

逆に、このサイクルが崩れていくと、

『分かり合えない』という心境に陥ることにつながってしまうのではないかと思います。

 

もし、自分のコミュニケーションの傾向性に偏りがあると感じた場合、

もしかしたら、このサイクルを崩すことにつながってしまっているかもしれませ ん。

 

なぜなら、満足することで、その人は、

コミュニケーションのサイクルの次のステップを必要としなくなってしまうかもしれないからです。

 

【自分の傾向】

自分に『聞き役』の傾向があるとき

相手に、自分が理解したことを伝えることが疎かになることがあるかもしれません。

そして、理解したことを伝えるついでに、

自分の気持ちを伝えてみようとしてみると、

コミュニケーションのサイクルを正しく機能させることを助けてくれるかもしれません。

 

自分に『話し役』の傾向があるとき

相手が、自分のことを理解したかどうかを受け止めることが疎かになっていることがあるかもしれません。

そして、理解してもらったことを受け止めたついで に、

相手の気持ちも聴き出そうとしてみると、

コミュニケーションのサイクルを正しく機能させることを助けてくれるかもしれません。

 

【相手の傾向】

相手に『聞き役』の傾向があるとき

相手に、「これが私の気持ちなんだけど、こんな話を聞いて、あなたはどう思う?」とか、

「ところで、あなたは、どう思っているの?」などと投げかけてみると、

コミュニケーションのサイクルは、より良いものになるかもしれません。
相手に『話し役』の傾向があるとき

相手に、「あなたの気持ちは良く分かったわ、今度は私の思っていることを聞いて欲しいの」と投げかけてみると、

コミュニケーションのサイクルは、より良いものになるかもしれません。

 

また、『聞き役』や『話し役』傾向性のことは横に置いておいて、

コミュニケーションが上手くいかないと感じたときは、

コミュニケーションのサイクルを、点検してみると、

何かヒントがつかめることもあるかもしれないと思います。

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